『湯宿蒸気家の温泉蒸しの手引き』

長崎県雲仙市小浜町にある温泉宿〈湯宿 蒸気家〉 @jyokiya_obamaonsen の『湯宿蒸気家の温泉蒸しの手引き』をつくらせていただきました。蒸気家さん名物である、温泉の蒸気を活かした蒸し釜料理の楽しみ方と、おすすめ蒸し食材、近隣の食材お買い物マップを掲載しています。画像左上が表紙で、16ページ折りのB6サイズの小冊子仕立てです。

源泉の温度が105度と日本一の熱量を誇り、まちのあちこちから温泉の湯気が湧き立つ小浜町。そのなかでもモクモクとひときわ勢いよく湯気を漂わせているのが、小浜の玄関口にある蒸気家さんです。館内には、ずらりと蒸し釜が並ぶ蒸し場と、広々としたキッチンスペースが併設していて、宿泊者は自由に蒸し料理を楽しむことができます。蒸気家さんのすぐ近くには、小浜の新鮮な魚が並ぶ田中鮮魚店さん @tanaka_sengyo_obama があるし、少し車を走らせば、在来種野菜などエネルギーに満ち満ちたお野菜たちに出会える直売所タネトさん @taneto_unzen があります。雲仙の自然豊かな食材を調達し、蒸し釜に放り込めば、あとは待つだけ。温泉のほどよい塩味が食材のおいしさをグッとひきたててくれます。蒸気家さんにはもちろん温泉の大浴場があるので、汗を流したあとはお風呂にひとっ飛び。食べて浸かって、思う存分温泉を楽しみつくすことができます。みんなでワイワイと囲む蒸し釜料理は、おいしく、楽しく、ヘルシーで(毎度たらふく食べるので結果ヘルシーなのかは怪しいところ)、まさにローカルな体験で、身も心もポカポカになりますよ。
マップ面では、温泉蒸し食材お買い物スポットのほかにも、蒸気家さんのおすすめ小浜スポットをたくさん紹介しています。

つい先週、諏訪のgenkei @genkei_design チームといっしょに蒸気家さんへ蒸し活旅行しにいったのですが、夜も朝も蒸し活に勤むお客さんでいっぱいで、熱気に溢れていました。みなさんそれぞれに趣向を凝らし蒸し活を楽しんでいて、今回制作した『温泉蒸しの手引き』を手に蒸し活している方もたくさん見かけ、とてもうれしかったです。
小浜に訪れた際はぜひ『湯宿蒸気家の温泉蒸しの手引き』片手に、小浜温泉を楽しみつくしてくださいませ!



小浜町には、2年前の夏に刈水町作り委員会 @karimizu.design.campでのインターンで、1ヶ月ほど滞在していました。そのインターン時に制作した『 #おばま蒸し釜生活 』の冊子を機に、蒸気家さんが今回の制作の声をかけてくださりました。インターン時の募集要項では、マップ制作が課題提出物のひとつだったのですが、インターン滞在期間ではマップ制作まで辿り着けず(蒸し活に没頭していたら1ヶ月経ってた😇)歯がゆい気持ちだったので、個人的には今回の制作でようやくインターンに一区切りついた気持ちです。小浜滞在中や、その後も定期的に通うなかで、たくさんのご縁や学びをいただき、自分がやりたい仕事と暮らしへの向き合い方の視座がぐっと高まり、あのとき小浜に訪れて本当によかったと心の底から思います。何かしらのかたちで還元するぞ…

蒸気家さん、刈水町作り委員会のみなさま、小浜でお世話になったみなさま、本当にありがとうございました!
これからも何卒よろしくお願いいたします♨️
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