








一般社団法人ちの観光まちづくり推進機構〈ちの旅〉さん企画のもと、長野県茅野市に伝わる“凍み”の食文化を紹介する小冊子『凍み本』と、来年年明け1/1〜3/31に茅野市にて開催されるスタンプラリーのイベントマップ『凍みマップ2025』を作成させていただきました。
八ヶ岳西麗エリアに位置する長野県茅野市。乾いた寒風が山から吹き下ろし、冬の冷え込みが厳しく、この地域ではそんな凍てつくような寒さのことを、“凍(し)みる”といいます。
“凍み”の食文化とは、そんな冬の冷たく乾いた気候のなか食材を天日干しし、凍結乾燥させてつくる保存食のこと。まさに天然のフリーズドライ!寒天や、凍み豆腐、氷餅、凍み大根などが挙げられます。冬の休耕地の田んぼに、ずらりと並んだ棒寒天がと天干しされている様子は、この地域の冬の風物詩となっています。
当初は、マップのみの作成のお話だったのですが、聞けば聞くほど“凍み”の食文化が面白く、また地球温暖化の影響や食文化の変化などといった課題に直面していることを知り、まずは“凍み”の基本について知ることができる小冊子があるといいのではないかと、凍み本も合わせてつくらせていただくことになりました。
この冊子とマップをつくるにあたり、ちの旅さんのアテンドのもと、凍みの食文化を体験させていただいたのですが(豆腐がうまく固まらず、世の中の豆腐がちゃんと固まっているのは奇跡なんだと感じた)、氷餅をつくっている方が「つくり方忘れちゃうから」と、毎年製作の様子を写真をとってアルバムにまとめて記録しているものを見せていただき、いくらネットでググればなんでも分かる時代といっても、ネットに載っていない情報がそこにはあって、こういう伝統文化こそ、本として残す価値があるのだなとしみじみ感じた次第です。
ちなみに、ちの旅さんではインバウンド向けの観光ツアーにも力を入れていて、凍み本ももれなく全ページ英訳付き!海外の方に、“凍み”の食文化がどんなふうに映るのか気になるところ…。
ちの旅さん、本当にありがとうございました!
『凍み本』『凍みマップ』について詳しくは、ちの旅さんのwebサイトをご参照ください。
https://chinotabi.jp/feature/shimibook/
※『凍み本』は数部限定で、表紙の文字を銀色印刷しています。風合いある紺色の色紙に、銀色インクが鈍く光り、寒々しい仕上がりです。みかけたときは、ぜひ手にとってみてくださいませ⛄️
八ヶ岳西麗エリアに位置する長野県茅野市。乾いた寒風が山から吹き下ろし、冬の冷え込みが厳しく、この地域ではそんな凍てつくような寒さのことを、“凍(し)みる”といいます。
“凍み”の食文化とは、そんな冬の冷たく乾いた気候のなか食材を天日干しし、凍結乾燥させてつくる保存食のこと。まさに天然のフリーズドライ!寒天や、凍み豆腐、氷餅、凍み大根などが挙げられます。冬の休耕地の田んぼに、ずらりと並んだ棒寒天がと天干しされている様子は、この地域の冬の風物詩となっています。
当初は、マップのみの作成のお話だったのですが、聞けば聞くほど“凍み”の食文化が面白く、また地球温暖化の影響や食文化の変化などといった課題に直面していることを知り、まずは“凍み”の基本について知ることができる小冊子があるといいのではないかと、凍み本も合わせてつくらせていただくことになりました。
この冊子とマップをつくるにあたり、ちの旅さんのアテンドのもと、凍みの食文化を体験させていただいたのですが(豆腐がうまく固まらず、世の中の豆腐がちゃんと固まっているのは奇跡なんだと感じた)、氷餅をつくっている方が「つくり方忘れちゃうから」と、毎年製作の様子を写真をとってアルバムにまとめて記録しているものを見せていただき、いくらネットでググればなんでも分かる時代といっても、ネットに載っていない情報がそこにはあって、こういう伝統文化こそ、本として残す価値があるのだなとしみじみ感じた次第です。
ちなみに、ちの旅さんではインバウンド向けの観光ツアーにも力を入れていて、凍み本ももれなく全ページ英訳付き!海外の方に、“凍み”の食文化がどんなふうに映るのか気になるところ…。
ちの旅さん、本当にありがとうございました!
『凍み本』『凍みマップ』について詳しくは、ちの旅さんのwebサイトをご参照ください。
https://chinotabi.jp/feature/shimibook/
※『凍み本』は数部限定で、表紙の文字を銀色印刷しています。風合いある紺色の色紙に、銀色インクが鈍く光り、寒々しい仕上がりです。みかけたときは、ぜひ手にとってみてくださいませ⛄️