



『ほいでじゃがじゃがよかあんべ 錦江町マップ』
鹿児島県の大隈半島にある錦江(きんこう)町のマップが完成しました。その名も『ほいでじゃがじゃがよかあんべ 錦江町マップ』!A1サイズ両面印刷の大・大・大ボリュームのマップです。企画・文章は、錦江町の未来づくり専門員の友安麻里亜ちゃん( @kinko_otemoto )。私はデザイン・イラストを担当させていただきました。『町民』『暮らしの風景』『お土産物』『マップ』の4つのコーナーに分けて、錦江町をあますことなく紹介しています。
「このまちのよさは、“人”なんです!」
去年6月にマップ制作のために錦江町を訪れたときに、まちを車でまわりながら麻里亜ちゃんが何度も口にしていた言葉です。錦江町の人たちは南国の暖かな気候のせいもあってか、みなさん温和でおしゃべり好き。山奥に住む麻里亜ちゃんのマブダチのじいちゃんに会いに行ったときは、その場で焼いた猪のお肉振る舞ってくれたり、地区の婦人会のお姉様方に会いに行った時は、その地区の慣わしをたくさん教えてもらいました。
人口約6,400人、高齢率46%(令和6年2月時点)。町内に公共交通機関はなく、有名な観光スポットや流行りのカフェもない。まちの大部分はのどかな自然に覆われていて、おじいちゃんおばあちゃんたちがせっせと畑仕事をしている。語弊を恐れずに言うと、錦江町と似たようなまちはきっと日本各地にあるのだと思う。でも、そんな何気ないまちなみにこそ、そこに住む人々が育んできた日々の営みがあって、そこにそのまちの個性が隠されている。このマップでは、そんな錦江町の魅力を、このまちに移り住んできた麻里亜ちゃんが一つ一つ丁寧に掬い上げて、綴っています。マップというより、これはもはや、壮大なまちへのラブレターです。
マップの仕様としては、新聞紙のような風合いに、ざらっとした手触りが心地よいタブロ紙に、特色3色(黒色/水色/若葉色・常盤緑)刷り。印刷は藤原印刷さん( @fujiwara_printing )です(いつもありがとうございます!)。麻里亜ちゃんの錦江町への愛あふれる原稿に後押しされ、ひとつひとつ時間をかけてイラストを描きました。図鑑や資料集の挿絵をイメージした、モノクロ一本勝負のイラストです!「錦江町らしいデザインとは…?」と入稿ギリギリまで何度も話し合い、思わず微笑んでしまうような、渋さとポップさを兼ね備えた、手作り感のあるマップになり、とても気に入っています。こんな自由度の高いマップを採用してくれる錦江町役場、すごい…。役場のみなさま、町民のみなさま、本当にありがとうございました。
タイトルの“ほいでじゃがじゃがよかあんべ”は、錦江町の方言で “そうそう、そうだそうだ、イイ感じ”という意味。マップ制作のために錦江町を訪れた際に開催したワークショップで、町民のみなさんと話すなかででてきた言葉です。ボリュームたっぷりの大きなマップなので、ぜひ新聞を読むように、机に広げてお茶をすすりながら、じっくりご覧いただけるとうれしいです。
鹿児島県の大隈半島にある錦江(きんこう)町のマップが完成しました。その名も『ほいでじゃがじゃがよかあんべ 錦江町マップ』!A1サイズ両面印刷の大・大・大ボリュームのマップです。企画・文章は、錦江町の未来づくり専門員の友安麻里亜ちゃん( @kinko_otemoto )。私はデザイン・イラストを担当させていただきました。『町民』『暮らしの風景』『お土産物』『マップ』の4つのコーナーに分けて、錦江町をあますことなく紹介しています。
「このまちのよさは、“人”なんです!」
去年6月にマップ制作のために錦江町を訪れたときに、まちを車でまわりながら麻里亜ちゃんが何度も口にしていた言葉です。錦江町の人たちは南国の暖かな気候のせいもあってか、みなさん温和でおしゃべり好き。山奥に住む麻里亜ちゃんのマブダチのじいちゃんに会いに行ったときは、その場で焼いた猪のお肉振る舞ってくれたり、地区の婦人会のお姉様方に会いに行った時は、その地区の慣わしをたくさん教えてもらいました。
人口約6,400人、高齢率46%(令和6年2月時点)。町内に公共交通機関はなく、有名な観光スポットや流行りのカフェもない。まちの大部分はのどかな自然に覆われていて、おじいちゃんおばあちゃんたちがせっせと畑仕事をしている。語弊を恐れずに言うと、錦江町と似たようなまちはきっと日本各地にあるのだと思う。でも、そんな何気ないまちなみにこそ、そこに住む人々が育んできた日々の営みがあって、そこにそのまちの個性が隠されている。このマップでは、そんな錦江町の魅力を、このまちに移り住んできた麻里亜ちゃんが一つ一つ丁寧に掬い上げて、綴っています。マップというより、これはもはや、壮大なまちへのラブレターです。
マップの仕様としては、新聞紙のような風合いに、ざらっとした手触りが心地よいタブロ紙に、特色3色(黒色/水色/若葉色・常盤緑)刷り。印刷は藤原印刷さん( @fujiwara_printing )です(いつもありがとうございます!)。麻里亜ちゃんの錦江町への愛あふれる原稿に後押しされ、ひとつひとつ時間をかけてイラストを描きました。図鑑や資料集の挿絵をイメージした、モノクロ一本勝負のイラストです!「錦江町らしいデザインとは…?」と入稿ギリギリまで何度も話し合い、思わず微笑んでしまうような、渋さとポップさを兼ね備えた、手作り感のあるマップになり、とても気に入っています。こんな自由度の高いマップを採用してくれる錦江町役場、すごい…。役場のみなさま、町民のみなさま、本当にありがとうございました。
タイトルの“ほいでじゃがじゃがよかあんべ”は、錦江町の方言で “そうそう、そうだそうだ、イイ感じ”という意味。マップ制作のために錦江町を訪れた際に開催したワークショップで、町民のみなさんと話すなかででてきた言葉です。ボリュームたっぷりの大きなマップなので、ぜひ新聞を読むように、机に広げてお茶をすすりながら、じっくりご覧いただけるとうれしいです。