長崎県雲仙市小浜(おばま)町に1ヶ月滞在しながら、町の暮らしを紹介する小冊子『おばま蒸し釜生活』を製作しました。
小浜町は日本一の湯量を誇る温泉のまちです。まちの至るところから湯気が立ちのぼり、海辺には大きな蒸し釜がどっしりと構えています。今回、小浜町の暮らしにフォーカスしたマップを制作するというお題からスタートしたのですが、小浜らしい暮らしとは何だろうかと考えあぐねるうちに、蒸し釜を用いた調理法にすっかり魅了され、“蒸し釜がある暮らし(life wih Mushigama)”をテーマにした小冊子(見開きB4サイズ・全P20フルカラー)が完成しました。

小冊子のほかにも、イラストを活用したアニメーションと、日々の蒸し活の様子を撮影・編集した実写の動画をつくりました。ぜひ2つの動画を見比べながら楽しんでいただけますとうれしいです!ちなみに蒸し活に励んでいたのは、今年の8月後半〜9月上旬。小浜町もご多分にもれず連日酷暑で、日除けの屋根もない炎天下のなか、モクモクと蒸気をあげる釜と対峙する時間はなかなか思い出深いものとなりました。次の機会があれば冬シーズンに、温泉の暖かさにぬくぬくと癒されながら蒸し活に勤しみたいです。


今回の滞在は、雲仙市地域おこし協力隊クリエイティブ部門のインターン制度を活用したものです。1ヶ月間小浜町に住み、滞在期間内に小浜町の魅力をPRするような何かしらの成果物をつくって提出するという趣旨の企画なのですが、これが夏休みの自由研究のようでとても面白かった!
前知識なく小浜町にきたので、期間内でどこまでまちのことを知って、制作物に落とし込めるのかが当初とても不安だったのですが、インターン中の受け入れ先である刈水町作り委員会( @karimizu.design.camp )のメンバーのみなさまに手厚くサポートしていただき、自分なりに1ヶ月間フルスイングすることができたかと思います。刈水町作り委員会のようなクリエイティブチームがあることが、小浜町の魅力のひとつだと感じました。刈水町作り委員会のメンバーはじめ小浜町のみなさま、1ヶ月間お世話になりました。本当にありがとうございました。今回作成した冊子の配布方法等、進捗あり次第改めてご報告させてくださいませ。



Back to Top